子ども部屋の間仕切りが「3万円?!」激安素人DIYなのに丈夫:初心者でも出来る方法、材料、費用

DIY

今回は、私が妻と二人で子ども部屋の間仕切りをDIYで作った時のお話です。

必要な部品代などの費用を、他のサイトに比べて詳細にお伝えしていきたいと思います。

ちなみに、内装業者に頼むと、約10万円程度必要なようです。

家を建ててくれた工務店などにアフターサービスとしてお願いするともっと安くで出来る場合もありますが、少なくとも6万円程度は見ておきましょう。

しかし今回は、素人DIYで約3万円で作っちゃいました!

そもそもに家を建てた時から、子ども部屋を仕切る予定だったので、その時の注意点なども一緒にどうぞ。

◆カンタン子ども部屋の仕切り方

今回は子ども部屋を間仕切りを業者に頼もうか自分たちでやろうか。。。

迷った結果、「お金は無い。。。けど時間はある→DIY」

という事で、自分たち(オレとヨメ)でやる事に。

終始ブツブツ言いながらソリの合わない二人でしたが何とか完成しました。

方法としては、

「2×4の木材を組み合わせて間仕切り壁を作る」

という他の皆さんがやっているような方法です。

イメージはこんな感じ↓↓↓(雑でごめんなさい)

基本的に枠組みや中に入れる骨組みまで、全2×4の木材を使用して作るという仕様。

一本一本が重た過ぎず、車にも乗せやすかったのでコレにしました。

間仕切り壁全体のサイズは、幅×高さ=約350mm×約240mmという大きさです。

それぞれの木材の長さは、ご自宅の長さを測りながら調整してください(当たり前ですが)。

ホームセンターで木材カット(有料)してくれると思うので、木材カットのある所で購入しましょう。

枠組みの組み方、ウチの順番としては、

1:床面の枠を固定してから固定時は床にマスキングテープ、その上に強力両面テープ)

2:壁面の枠をネジで家のカベにしっかりと固定します(壁面に柱が通っている場所を狙って)
※もちろん真っ直ぐになっているかどうか、重りを付けた糸と並行になるように木材をしっかりと立ててくださいね

<固定する時の重要ポイント>

壁の中の柱の位置を正確に知るための道具を紹介しておきます。

「下地探し」と言われる道具なのですが、ウチで使ったのはコチラ↓↓↓

先端に針が格納されていて、カベに押し当てて突き刺した時の手応えで、

「サクっ」と入ればそこに柱はありません。

「ググッ」と硬い手加減であれば柱が通っていると判断できる優れもの。

家の壁面は大体石膏ボード的なもので出来ていますのでコレで簡単に柱を見つけることが出来ます。

刺してもほとんど目立たないので、僕なんて何回もグサグサ刺して確認しましたよ。

Amazonで似た商品がありましたので貼っておきますね↓↓↓


3:上部の木材を天井に這わすように手で支えたら、間に入る縦の木材を一つでもいいので一緒に固定
縦の木材は長さを正確にカットして、左右から斜めにグイグイとスライドさせながらハメるとしっかり固定できます(長過ぎたらカット)

4:あとはカットした木材をどんどんハメ込み、ネジで固定していく

実際に枠組みを作りながら思ったことは、ホームセンターで買ってきた木材は若干曲がったりネジれたりしているという事。。。

結構歪みがあるので、その辺は強引にネジで固定していきました。

木材はカットするときに短すぎるとスカスカになって組みにくいので、しっかりと長さを測ってカットしてもらいましょう。
※ホームセンターで木材カットしてくれるサービスを利用。1カット30円程度でした(棒状の木材は重ねてカット数を減らす)

枠組みをはめた時の写真がコチラ↓↓↓

床面は、家の床にマスキングテープを貼ってから、強力な両面テープを貼って枠組みの底面と密着させています。

それほど固定する力はありませんが、枠組みの自重で滑らないようにしっかりと床と密着するのでオススメです。

壁面にはホームセンターで売っているOBS合板という構造用合板を使用しています↓↓↓

木クズを集めたような集成材ですが、頑丈で見た目もお洒落でカッコ良かったのでコレにしました。

ただし、合板に使われている接着剤?のニオイがとれるまでは結構キツかったです。

1ヶ月程度ニオイを気にしないように出来るならオススメします。

壁が出来上がってから水で濡らした雑巾で全体を拭き上げて、昼間に部屋の窓を全開にして換気をしながらニオイが取れるまで待ちました。

普通の化粧板を使用したり、コンパネでも色々な表面仕上げのものがありますので、好みで選びましょう。

両面に合板を固定する前に間に断熱・遮音材?を入れました。

『スタイロフォーム』ていう発泡の板状のものを入れました。

厚みは50mmくらいかな?

カッターナイフでカットできるので適当に切ってから間に入れていきます。

断熱・遮音材を入れるのとそうでないのと、試していないので違いはわかりませんが、多分入れた方がいいのだろうと思って入れました。(適当…)

サイズはコンパネとほとんど同サイズですが、縦の柱があるのでそのままでは使用できません。

多少隙間が開いてもカットして、特に固定する事なく、合板でサンドイッチ固定で完了です。

ちなみに、完成状態でも壁紙も何も貼っていません。

合板の模様がそれだけでオシャレかなって(強引に思い込んでいます)

とにかく手抜きでやっていますから。

で、現状がコチラです↓↓↓

合板は高さが182mmなので、上まで貼っていません。

最初のうちは何も貼らずに完全に空いた状態でしたが、子どもが小学生高学年になってから、ホームセンターで購入した半透明のプラダンを貼っています。

簡単に貼れて目隠しになるので、一応プライベートは守れるかと…

ほんの少し光も通すので、閉塞感がなくコレはコレで満足しています。

強度としては申し分ありません、子ども(小学5年生)がタックルしてもびくともしませんので、まあ大丈夫でしょう。

続いては使用した部品の費用を算出計算して見ましたので、どうぞ。

◆間仕切り壁を作るのに必要な材料と費用詳細

子ども部屋の仕切りを作るにあたって、ホームセンターで沢山買い込みましたが、結局いくらくらいになったのでしょうか?

計算して表にしてみましたー。

材料 単価(円) 数量 合計(円)
2×4用 固定プレート金具 78 2 156
2×4用 L字金具 98 64 6,272
2×4材木 2440mm 598 9 5,382
2×4材木 1820mm 348 4 1,392
65mmビス 70本 448 1 448
25mmビス 210本 458 2 916
スタイロフォーム遮音材 50mm厚 1,800 4 7,200
OBS構造用合板 9mm厚 980 8 7,840
総額 ¥29,606-(税抜)

今回かかった費用の内訳は以上の通りです。

3万円で収まっています!

材料名や金額などは購入する先にもよりますが、概ねこれくらいの金額だと思ってもらって大丈夫なはずです。

それぞれの材料のイメージ画像も一緒に載せておきますっ。

・2×4用 固定プレート金具

・2×4用 L字金具

・2×4材木

・ビス類

・スタイロフォーム(写真は切れ端です)

・OBS合板

以上の材料費となりました。

他に必要なものと言えばドライバーですが、通常のドライバを使って手作業をするのは現実的ではありません。

というか、メチャクチャ重労働ですので電動ドライバーが無いと出来ません・・・。

◆初心者に扱いやすい『電動ドライバー』でラクラク組み立て

今回の作業で一番大変なのは、ネジ打ちです。

結構頑丈な材料を組み上げていくので、とてもとても人力でネジを回していくのは不可能に近いです。

ネジの1本や2本ならできますが、10本もすれば握力がなくなってくる事でしょう。

しかしコレがあればそんな作業も、さほど苦に感じませんでした。

16段階の強さの調整ができて、付け替え用のドライバーも沢山ついてます。

この作業のために購入して使い終わっても、刃こぼれせずにまだまだ使えそうなので、これは今回の費用には含めていません。

今回はホームセンターで電動ドライバーを購入しました、だいたい3,500円前後のお手頃モデル。

もっと高性能でハイパワーなモデルもありましたが、正直コレ↑↑↑で必要十分なパワーだと思います(本当に。。。)

コードレスではないので、取り回しの不便さは多少あるかも知れません。

しかし、結構眺めのコードがついているので、あと少し延長コードを足せば全然OKです。

高性能な電動ドライバーに1万〜2万出すのは初心者には必要ありませんから。

現在では取扱がされていないようで、代わりにこれくらいで良いかと思います↓↓↓

◆将来子ども部屋の間仕切りを考えているなら、建築設計時から計画が重要

コレから家を建てる人で、将来的に子ども部屋を仕切るつもりなら、仕切れるような設計にしておく事が重要です。

仕切りを付けたい箇所にしっかりとビスが打ち込めるような柱を通しておかないと強度が保てません。

・間仕切りを付けたい旨を建築業者にしっかりと伝える事。
・その図面もちゃんともらっておく事

はとっても大切です。

その時点で、間仕切りを将来付けてもらう際の費用面での条件を話しておくのもいいかも知れません。

ウチの場合は、そもそも自分たちでやるつもりをしていたので、

「ココに間仕切りを付けたいから、固定できるように柱を通してね」

と工務店に伝えておきました。

そのお陰で家の図面を見ながら柱の位置を確認して、しっかりと固定することができました。

逆に言うと、柱がないと頑丈に固定することは難しいですので、必ずチェックしておきましょう。

◆まとめの注意点

それでは今回子ども部屋の間仕切りを作るにあたっての注意点をまとめておきます

・電動ドライバーは絶対必要
・壁紙は貼らずに手を抜いてオシャレに仕上げる
・大きさはキッチリと図って、設計図を用意すること
・壁になる合板の種類は豊富、好みのものを見定めること
・安全にしっかりと固定できるように壁の中の柱に固定すること
・材料となる木材は値段と品質(曲がっていないかなど)を確認する

以上です。

大工さん、業者さんのようにキレイにしっかり仕上がる訳ではありませんが、それでも十分に機能的で安心して使える間仕切りができました。

お金をかけずに、安く、楽しく作りたい!

そういう方には是非、僕ら以上に素晴らしい間仕切りを作ってくださいね。