5年〜10年と経つにつれてだんだんと古くなっていく愛車。
小傷が増えたり、シートが汚れたり擦れたり目に見えて劣化していきますよね。
大切にメンテナンスをしていれば、ボディの輝きはある程度維持することが出来ます。
しかし、ヘッドライトの「くもり」が取れなくて愛車の印象が古臭くなってしまいがち。。。
洗剤で擦っても、力を入れて磨いてもダメ。
「もしかしたら内側の汚れ???」なんて思う始末。
そこでご紹介したいのが僕がいつもやっている、ヘッドライトの輝き復活方法。
メチャクチャ簡単なのでどうぞご覧ください。
※ここで紹介するヘッドライトの「くもり」はヘッドライト内部の結露ではありません
◆超カンタン!車のヘッドライトの「くもり」除去剤おすすめクリーナー
使用するのはコレ↓↓↓
呉工業<KURE>の『LOOX』
カー用品店やホームセンターでも売っているはず。。。 用途:自動車のボディ、ホイール、ヘッドライトカバーなどの金属、硬質プラスチック、メッキ部分の汚れ落とし・キズ消し・ツヤ出し 内容量:330ml 公式オンラインショップ価格:1656円(税込) |
泡で出るスプレータイプとなっています。
手のひらサイズなので、置き場所にも困りません。
ヘッドライトのくもり取りに10回以上使用していますが、まだ無くなりません。
おそらく20回くらいは使えるのかな?
と思っていますが、使う人のさじ加減やヘッドライトの大きさ、汚れの程度にもよりますね。
◆女性でもカンタン、ヘッドライトの「くもり」取り方法
それでは、ヘッドライトのくもり除去の簡単な方法をご紹介します。
1:ヘッドライトの汚れを水洗い(水拭きでも可)
2:LOOXを布にスプレーして適量出す
3:液泡を出した布でヘッドライトを磨く
4:乾いた面でしっかり拭き取る
5:出来ればヘッドライトを水洗い
(ボンネットやバンパーに付着した余分な液をしっかり取っておく)
6:完成
ヘッドライトのくもりはこれでほとんど取れます。
くもりが酷い時には、少し多めに布にスプレーして大きな泡を作り、ヘッドライトに泡を乗せるような感じで泡で汚れを浮かしてから拭き取ると、強い力も必要なく、ゴッソリ汚れが取れますよ!
ヘッドライト周りの通常のボディ部分に液が残ると白く固まって取りにくくなる場合がありますのでご注意ください。
もう一度ビフォー→アフターで画像をのせておきます。
白っぽくボヤけていた印象から、クッキリと凛々しい印象になっているのが分かるでしょ???
ちなみに、汚れは取れますが、細かい傷までは取れ辛いです。
一応コンパウンド入りなので磨き性能もありますが、ほとんど期待出来ません。
本格的に磨くなら、グラインダーなどの機械を利用してプロにやってもらうことをオススメします。
◆車のヘッドライトの「くもり」(黄ばみ)の原因と予防方法
どうしてヘッドライトは曇るのか?
ヘッドライトが曇ると何が悪いのか?
どうしたら曇りにくくなるのか?
を併せてご紹介しておきましょう!
<ヘッドライト「くもり」(黄ばみ)の原因と弊害>
経年劣化によるヘッドライトのくもり(黄ばみ)ですが、主な要因は以下の3つ↓↓↓
・紫外線(太陽光)による経年劣化
・ヘッドライト内部の電球の熱による劣化
・走行中の細かいゴミ等による小傷への汚れ溜まり
以上の要因により、最初は透明でキレイなヘッドライトはだんだんと黄ばみ曇ってしまいます。
他に、ヘッドライト内部に汚れや水分が入り込んでしまい「くもり」の原因になる事がありますが、確率としてかなり低いです。
ヘッドライトの「くもり」(黄ばみ)が進行すると、
・夜間のヘッドライト光量が落ちて運転に支障をきたす
・車検に通らない(光量不足)
・ヘッドライトの劣化によるひび割れ→部品交換(高額)
<ヘッドライトを曇りにくくする方法>
ヘッドライトの「くもり」を完全に防ぐ事はほぼ不可能です。
ですが、曇りにくくする予防はする事が出来ます。
・出来るだけ紫外線に当たらないように屋根付きの駐車場にするか、カバーをかけておく
主な対策としては上記の一つです。
他にも、カーシャンプーやコーティング剤などの薬品の影響もあるので、できる事ならヘッドライトに付けないようにする事が望ましいのですが、そこまで気にして車をメンテナンスする事は現実的ではありませんので、そこまで気にする事はないでしょう。
他に、もうワンランク上級者の予防方法としては、
・ヘッドライトコーティングを施工する
・コンパウンドで磨きすぎない(コーティングが剥げるため)
ヘッドライトに傷がつけば汚れが溜まりやすく汚れがくもりとなってしまいます。
表面をキレイにした後は、コーティングで仕上げることによって再び曇るまでの期間を長くする事ができます。
◆ヘッドライトの「くもり」除去、メンテナンスのまとめ
1980年代のバブル期までの車では、ヘッドライトの素材がガラス素材だったのに、現在ではポリカーボネートという硬質プラスチックになっています。
新車時にヘッドライト表面に施されたコーティングも経年劣化で弱ってしまい、「くもり」を完全に止める事はできません。
車庫に入れて保管する、普段から汚れを落としておく、磨きすぎない。
など方法は色々ありますが、キレイに保つ事は可能です。
「ヘッドライトが曇って、古く見えて嫌だなあー」
と感じている人は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてくださいね!
この他にスパシャンを使った簡単な洗車方法も紹介していますので、ぜひご覧くださいね!